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tiny sparrow

日々のつぶやきと萌え語り ・・・・・・・・・・・・・・・ 時々BBSでもつぶやいてます φ(・ω・)                                

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チロル**さまのところでS★Mについて書かれているのを読んで
随分前にネットで読んだS★MのBL小説を思い出しました。
その方は、本当のS★M小説を読んだことがないので、本当のところはどうなのかは分からないが、自分なりに考えたS★Mを書いた、と前置きしていましたが、そこに書かれたお話を読んで私が感じたのはまさに、チロル**さまのところに書かれていた
ほんとうのSは、
心の底ではMが何を求めてるのかを
本能で理解して、SがMに奉仕する。


ということでした。

そのお話の主人公Aは、SであるBを好きになってしまう。
AはBと付き合いたいがBは普通の恋人同士のような付き合いは出来ないと言う。
Mの素質がなければ無理だと言うBに、Aは頼み込んで調教をはじめてもらう。
そんなふうに始まる愛の物語。

Bには複雑な過去がある。
Sである彼はついエスカレートして付き合っていた彼女を病院送りにしてしまう。
自分のSっ気をコントロール出来ないトラブルメーカーのBに、Sがどういうものか教えてやるという男が現れる。
Bは男と主従契約を結び調教されていく中で、S★Mというものを学んでいく。
そして男を尊敬し慕い始める。
やがてその男は病気で入院し寝たきり状態になる。
BはSもMもできる重宝な人材としてS★Mクラブで働いていて、主にご主人様役をやっている。
頼まれれば自宅での調教も引き受けている。

そういうAとBのお話なんですが、Aはある時気づくんですよね。
絵が床から壁に立てかけられていたり、鉢植えの花が床に並べられている理由に。
Bの家にいる時はAは犬のように四つん這いでいなければならない、そのAの視線に合わせてそれらが置かれていることに。
厳しい調教をしながらも、Bはそういう心遣いをするんです。
Bはずっとご主人様である男を想い続けているけれど、Aの素直な好意に少しづつ心が動かされて行きます。

S★Mクラブで知り合う、もう一組のS★Mカプがいます。
Mの少年と絵を描いたりオブジェを作ったりしている芸術家の青年。
少年は青年が好きになり、ご主人様になって欲しいと頼みます。
青年はSではなかったので戸惑いますが、少年のことを愛しているので受け入れます。
でもS★Mというものを知らないのでクラブに行って学んでいきます。
ひとつ困ったことは少年は体が弱いということ。
あまり攻め過ぎると熱を出して寝込んだりします。
青年はそこのところも見極めながら、Mである少年を満足させなければならないんですね。
S★Mクラブで知り合ったこの4人は親しくなり、4人でプレイもします。

だいたいこんな感じのお話ですが読んでいて、Sは責めることでMの苦痛や快感を自分の身に感じているのかなと思ったんです。
限度なく相手を痛めつけるだけならば、ただの乱暴者に過ぎませんが、S★Mって相手の限界を見極めながら、とっても高度なことをしているのかなあとも思いました。
S★M小説って読んだことなかったので、私も本当のS★Mって知りませんけど、これを読んでの感想は、S★Mって愛し方のバリエーションのひとつで愛なんだなあ・・・ですね。

それで、この小説もう一度読んでみたいなと思って探したんですが見つけられません
ローズティレーベルというBLCDを作っていた会社のサイトに、アマチュアの方の小説サイトが何件かリンクされていて、そこで読んだ小説なんですが、その会社のサイトがなくなってしまったので探せないんです。
作者の名前もサイトの名前も小説の題名も憶えていないので探しようがありません。
なんか悲しい。

私自身はSではないと思っています。
誰かを痛めつけたいと思えない。
でもいい男が苦痛に顔を歪めているのにはとっても萌えます。(笑)
Mでもないと思うんですよね。
小学生の時、ドラマで猿轡されているのを見て「あんなのされてもしゃべれるよね」と言ったら、父がじゃあやってみるかと私にタオルで猿轡をしたんです。
その時の屈辱感といったら大変なものでした。泣きそうになりましたよ。今でも憶えてます。
ほんの遊びで試しただけなのに。
こういうこと絶対されたくないって思いましたね。
言葉で責められるのも嫌ですね。
上から目線で俺様なこと言われると、ものすごく心が冷えていくというか、やってられないわって気持ちになります。
でも端から見ている分には、S★Mってなんかワクワクしちゃうんですけどね。
知らない世界だから怖いもの見たさなのかな。
チロル**さまが書いてた緊/縛/師の方のお仕事風景は見てみたいですね。
とってもかっこよさそうです。




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アニメ「翠/星/の/ガ/ル/ガ/ン/テ/ィ/ア」
脚本が虚淵だからね。
美しい自然の描写と、可愛らしいキャラクター。
異文化交流の心温まる話だと安心していてはいけないと
いつ「それ」がきてもいいようにと心構えはしていた。
きたよ、衝撃の真実が。
この先、物語はどっちの方向に走っていくんだろう。
最悪を想定する心構えが必要だよね、この人の脚本。

よし、どんと来い。




【追記】 06/09

06/08 23:03 拍手鍵コメさま
ありがとうございます!了解です。


痔ポ砲の改正、話題になっているようで、長男、私にいかにおかしな法律か力説してくる。
上のは単なる当て字。
こういう当て字している方がいたので、こりゃいいなと思って(笑)
正しくは児/童/買/春、/児/童/ポ/ル/ノ/に係る/行為/等/の処罰/及び/児/童の/保護等/に関する法律。
興味ある方はググって下さい。

実際に子供が被害に合わないようにするためにも、規制は必要だと思う。
でもなんかよく分からないんだよね。
未成年の女の子の水着姿の写真を持っているだけで罰せられるそうで。
水着のみならず、女子高生の制服姿もダメらしい。
AKBのPVなんてどういうことになるんでしょ?
制服みたいな衣装で踊ってるし、水着もある。
アイドルの写真集持ってるだけで、痔ポ砲で罰せられるのかしらん。
よその国では家族で海水浴に行った時の水着姿の娘が写った写真を持っていて、実際に罰せられたとか。
娘にメロメロの亨さんも、娘の制服姿の写真をデスクに飾っていたりするとしょっぴかれますぜ。
日本もそんな国になるのか?
わけわからん。

マンガやアニメも同様の扱いらしい。
制服姿も水着姿も男が興奮するからダメらしい。
そうなるとキューティーハニーは痔ポ砲違反で完全アウトね。
ハニーちゃんアンドロイドだけど高校生だし、変身する時あられもない姿になっちゃうし。
今「フォトカノ」なんてアニメやってるけど、これもアウトだね。
だって未成年のこんな映像があるんだもん




水着じゃないけど、こんな映像もあるし



このエンディング、結構好きなんだけどな~。

でも邪な目で見る人がいるからダメなんでしょうねえ。

こんな映像の規制にどんな効果があるのか、なんの意味があるのか、全然わかんないですけど。
少しでも男が少女を邪な目で見る可能性のあるものは、全部燃やしてしまえー!みたいなことなんだね、きっと。
ジャニーズの男の子がステージで上半身裸になるのはOKらしい。
ストリップのような性的なショーじゃないから、そこで写真が撮られたとしてもそれはいいんだって。
変だよね。女の子の水着だって性的ショーで写真取ってるわけじゃないのにね。

どんな禁欲的なお固い写真だったとしても、興奮する人はいるんだけどね。
それはどう取り締まるんでしょうねえ。




 

「ネットでの私が本当の私よ!」とあさ子ちゃん(となりの怪物くんの登場人物)は叫びました。(笑)

あさ子ちゃんは女の子の友達と楽しくガールズトークしたいのに、外見が超かわいいので男が群がって来て、女の子に嫉妬され嫌われてしまう女の子。
だからネットで女の子の友達作って楽しくやっていたのに、オフ会に行くとそこでもまた男が群がってチヤホヤするので女の子から敬遠されてしまって落ち込みまくり。
上の台詞はそんなあさ子ちゃんの叫びでした。
こんなのを見るとネットでの関係なんて所詮まやかしなのよって言われて当然でしょうか。

上の子が心療内科でネットのことを話したら、「ネットは架空の世界で現実じゃないからだめ」みたいなことを先生に言われて子供は拒否反応を起こして、そこでその先生との関係も終わってしまいました。
ネットに依存しすぎるのは問題だと思います。
特に子供にとってネットは危険な面もとても多いと思います。
ネットが原因のような犯罪や、ネット絡みで犯罪に巻き込まれる事件も起きています。
ネットとの付き合い方をきちんと教えないと、子供はとんでもないことをやらかしたりします。
だから大人がネットに不信感を抱くのは分かります。
でもネットでの関係が必ずしもまやかしだとは言えないと私は思っていました。

1970年代以降に生まれた人だけを集めた討論番組というのをTVでやっていて、その中である人が「ネットでの関係は現実じゃないってよく言われるけど、そんなことないよね。ネットで知り合って意気投合して次の日会って、もう新しいこと始めちゃうってこと、俺たち結構あるよね。」と言っていました。
大人はネットのマイナスの面だけ見てまやかしだと否定するけれど、若い世代にとってはネットも紛れもない現実なんだと、彼は主張していました
私自身ネットでの交流でとても救われていて、頭ごなしに否定するものではないと思っていたので、それを聞いて、そうだよねって、嬉しくなりました。

私が鬱状態で苦しんでいる時、ある人のブログに「鬱になった時夫に、なんでそんな病気になるんだと怒られた。私を支えてくれたのはリア友と、ネットで暖かく交流してくれたみんなだ」というようなことが書かれているのを読みました。
家族が支えてくれて立ち直ったという話はよく聞きますが、現実はそんなに甘くありません。
人を一人支えて立ち直らせることがどれ程難しいことか。
苦しみを打ち明けられるリア友が近くにいることも稀でしょう。
多くの大人は一人で歯を食いしばって立ち上がろうともがいています。
ネットはまやかしで現実じゃないと言いますが、現実が苦しくてどうにもならない時、、ネットの世界が私を励ましてくれました。
同じように苦しんでいる人の言葉を読んで、私だけじゃないんだと思い、心の内を少しでも言葉にして吐き出すことで気持ちがちょっと楽になったり、その言葉に反応してもらったり励まされたりして心が暖かくなったり。
どこの誰とも知れない顔の見えない相手の言葉に真実なんてないと言う人もいます。
そんなことないと思うんです。
真心や暖かい気持ちはちゃんと伝わってきます。

ただ子どもの世界はちょっと難しいです。
子供は思い込みが激しくて、表現力も未熟なので、いたるところで誤解が生じます。
自分は攻撃されていると思い込んでやたらと相手を攻撃したり、理解されないと怒って荒らし行為を始めたりすることがあります。
子供だから何をやっても許してもらえるという甘えもあるようです。
だから子供がネットを始めて間もない頃は、どんなことをやっているのか見守る必要があると思います。
親も一緒にネットマナーやネチケットを勉強して、子供が荒らし行為をしないように、危険にも晒されないように注意していかなければと思います。
ネットの世界のルールをきちんと踏まえた子供なら、ネットをむやみに危険視することもないと、私は思います。

上の子が近所のクラスメイトとの関係に行き詰まっていた時、もっと違う関係があればいいのにと思いました。
登校から下校まで、いつも同じメンバーで、帰ってきてから遊ぶのも同じメンバー。
関係がこじれてもその中で苦しまなければならない状況。
一学年40人しかいない中で新しい関係は無理で、当時流行っていた囲碁に興味を示したので、そのサークルに入ったらどうかと薦めましたが、入る気はなかったようでそれもだめでした。
この閉塞感を何とかしたいと思っていた時、我が家にもパソコンがやって来ました。
息子はすぐにゲーム攻略サイトで遊ぶようになり、掲示板やチャットを通じて友達ができました。
マンガの趣味をクラスメイトにオタクだとバカにされた時は、掲示板で励まされたりしていました。
同じ趣味を持つ者同士の会話は楽しいものです。
リアルで傷ついても、ネットの世界で元気をもらってリアルでもがんばるれる、そういうことがあってもいいと思うのです。
現実世界で苦しんで、どこにも行き場がないのに、ネットはまやかしだからそれもだめなんて言われたら、どこにも救いがない状況でどうやってがんばればいいのでしょう。

息子が高2の時、オフ会に行きたいと言い出しました。
やはりゲーム攻略サイトで知り合った、高3の男子と20才くらいの社会人男性という顔ぶれ。
未成年だし、何かトラブルに巻き込まれてはと最初は反対しました。
でもこのチャンスを逃したらもう会えないかもしれないと毎日ぐちぐち言われて、私も腹をくくりました。これが息子にとっていい出会いになるかもしれない、と。
結果はとても良いものでした。
進路や就職状況、社会に出てからのことなども語り合ったようで、将来のことが少し具体的に考えられるようになったようでした。
そして大学に進学したいと考えるようになってからは、同じゲーム攻略サイトで知り合った大学生の人から、具体的なアドバイスをいろいろもらって、とても参考になりました。

悪いことも沢山あるけど、良いことだってたくさんある。
それは現実社会だって同じことですよね。
「ソード・アート・オンライン」というアニメがあります。
原作はウェブ小説で、製作者の陰謀でバーチャルゲームの世界に入ってログアウト出来なくなり、ゲームで死ねば現実でも死んでしまう、そういう状況に置かれた人々が無事ゲームをクリアして現実世界に戻れるのか・・・そういうお話です。
その中で主人公の男の子が言うんです。
バーチャルも現実と同じだった、と。
そこには信頼や真心や絆が確かにあって、裏切りや憎しみも存在した。
現実に耐えられなくてバーチャルの世界に逃げていたけど、同じだった。
どんな世界にいても、人間は独りでなんて生きていけないということ、心を通わせることの大切さ、そういうことに彼は気づいたのでしょう。
そして命をかけても守りたい大切な人に出会って、現実世界でも逃げずに生きていこうと決意するのです。
これは、あくまでお話ですけどね。

ネットの世界の一部を見れば不毛かも知れません。
でもネットでも真心とか暖かいものを確かに感じることが出来るし、伝えることも出来ると思っています。
ネットでの良い関係が、リアルでの活力に繋がる、そう出来るといいなと思います。





なにか、kiri様のところのお話とリンクしてしまうタイトルですが、関係ありません。
私の個人的な話です。




ウチの上の子は、中二の後期から学校に行っていません。
不登校でした。
いじめのターゲットになっていたわけではないのですが
ちょっとしたことですぐに精神的ダメージを受けて
精神的ダメージが肉体にもダメージを及ぼして
腹痛や吐いたり下痢したりがしょっちゅうで、学校に行けなくなりました。
今日はどうなの?行けるの?行けないの?学校にも連絡しなきゃ……。
そんな毎日に耐えられなくなり「もう学校行かなくてもいいよ。」と言ったのは私でした。
そうは言っても、大人しく引きこもっているタイプの子ではないので
家でじっとしていたら爆発するに違いないと思い、フリースクールに通わせました。
フリースクールに通うには私立の中学に通うくらいの費用がかかります。
とりあえず独身時代の私の僅かな蓄えでなんとかしましたが、すぐに底をつくことは分かっていたので、私も仕事を見つけなくては、と考えてはいました。
でもその頃の私は鬱状態で(原因は子供のことではありません)体調が最悪で、階段登るのもかなりキツイような状態でした。
子供をフリースクールに通わせるためには、鬱状態をなんとかしなければと思い、ネットで知り合った方のアドバイスもあり精神科を受診して、薬の力を借りてなんとか仕事が出来るまでになりました。

息子の不登校は中学で始まったことではなく、幼稚園の頃からありました。
毎朝のようにお腹が痛くなったり、幼稚園に着くと泣きだして先生に抱っこされて連れて行かれたり。帰りにはケロっとしていて元気いっぱいなんですがね。
小学校に入っても時々学校に行きたくないが始まって、何度学校まで連れて行ったことか。
5年生くらいから本格的に不登校気味になってきて、嘔吐、下痢を繰り返しげっそり痩せてしまったり、卒業式間際には欠席が続きこのまま不登校になってしまうのかなと思いましたが、なんとか卒業式には出席できました。
中学に入ってからは最初のうちはやる気満々で調子良かったのですが、頑張りすぎてつまづいて、いろいろあって結局学校に行けなくなってしまいました。

フリースクールに行くようになっても、休みがちで困ったもんでしたが、中学では経験できないようなことを沢山経験できたと思います。
不登校の子っていじめられて学校に行けなくなったとか、非行に走ってドロップアウトしたとか、そういう子ばかりと思われがちですが、実に様々な子供がいます。
人より繊細だったり、個性が強すぎたりして、人の輪に入っていけないという子も多いように思います。
体力的なことで公立の中学に通えないという子もいました。
ある病気をして手術をして治ったのですが、手術の影響でホルモンのバランスが崩れて、体力がとても落ちてしまって、学校から帰って来るとバタンキューで、宿題をする余裕もない状態だったそうです。
学校に相談して、宿題が出来ないことは大目に見てもらえないだろうかと言ったところ、その子だけ特別扱いは出来ないので、みんなと同じことが出来ないなら養護学校へ行ってくれと言われたそうです。
でも養護学校は遠くて、近場の中学でさえやっとなのに、子供が自力登校することは不可能だったそうです。
それで近くにあったフリースクールに通うようになったとのことでした。
でも、フリースクールに通っていると、金銭的な補助は何も受けられません。
決められた枠からはみ出してしまった子供は、国から教育の恩恵を受けることが出来ないんだと実感しました。
今、不登校になっている子供は沢山います。
長男が小6の時のクラスの40人の中にも、中学で不登校になった子は長男も含めて3人もいました。
でもフリースクールに通っている子供の数はとても少ない、その要因は金銭的なこともとても大きいと思います。

そのフリースクールに入ったことで、そこと繋がりのある高校に入学することができました。
不登校だった子を積極的に受け入れている高校でした。
入学式で、生徒会長の挨拶がありました。
彼は転校した時にいじめにあい不登校になり、自信をなくしていました。
でもその高校に入り、仲間ができ、生徒会長にもなりました。
「人は変われるんです。」彼の言葉に、思わず涙が溢れてしまいました。
その高校にも様々な子供達がいました。
いじめにあってた子、どうしてか学校に行けなかった子、ヤンキーと言われる子。
悪い事して停学くらったり、退学していく子も少なからずいました。
でも息子が言うには、みんな基本的に優しいということです。
傍若無人なヤンキーの子だって、自分のやりたいことを主張して自由過ぎるくらい自由に振舞っていても、弱い子を攻撃したり、一生懸命な子をからかったりはしなかったと。
個性の強い子が多かったようなので摩擦もあったと思いますが、誰かの尊厳を侵すようなことは、あまりなかったのではないかと思います。
不登校だった子は、普通に学校に行けないということで、どの子も傷ついていたと思います。
そういう痛みを知っているから、優しくなれるんでしょうね。

長男は今大学2年です。
私は大学なんて考えていなかったのですが、進学したいと言い出しました。
これはフリースクールに通った影響が大きいと思います。
息子が通っていたフリースクールでは、大学生が頻繁に訪れて出前授業などをしてくれます。
年に2度ほどはフリースクールに泊まりこみで、授業だけでなく、一緒に食事を作ったり遊んだりします。
夜通し語り合ったりもするようです。
その時子供達は「自分も大学に行きたい」と思うようです。
そして学校に行ってないのに、どうやったら大学に行けるのかと真剣に考えだすのです。
道はひとつではないのです。
今躓いているから、ずっと立ち上がれないということはないんです。
息子の場合はむしろ躓いたからこそ今があるような気がします。
回り道するのははっきり言って大変です。
真っ直ぐ進めたらどんなに楽なことかと思います。
でもどうしても真っ直ぐ進めない時があるんです。
こんな道進みたくないのに、どうして私にはこんな道しかないのかと嘆きます。
それでも、回り道でも、大変でも、道は必ずあるはずです。

次男が父親に、こんなんじゃ全然ダメだ、努力しても結果を出せなかったら無意味だときつく言われ、自分はどうせダメだと落ち込んで泣いていることがありました。
「勉強できなくたって、学校に行けなくたって、失業したって(その時夫は失業していました)人間どうにかなるんだよ。お兄ちゃん見てごらん、どうにかなってるでしょ。ウチだってどうにかなってるでしょ。TVで事業が失敗して3億も4億も借金抱えた人たちが笑って話していたよ。そんな借金抱えたって生きていけるんだよ。本当にどうにもならないことってあるけど、大抵のことはどうにかなるんだから、あんただって大丈夫。万が一入試に失敗したって、それで終わりじゃないんだよ。どうにかなるんだから。」と私は言いました。なんとかなる、それは自分に言い聞かせる言葉でもありました。
「でもね、努力しないと、なんとかなんてならないからね。ウチは苦しいんだから公立高校に入学してくれなきゃ困るんだからね。」と釘を刺しましたが。(苦笑)

回り道って、邪道と思われることもあります。
学校の先生はきちんと中学に行くことが正道で、それが出来ない子を正道に戻すことだけが正しい道だと考えているようです。
でも、どうしても回り道が必要な子供もいるのだと、今は思います。
長男だって、今はなんとか大学に通っていますが、これからどうなるかなんて分かりません。
いつもそうでした。順調そうに見えても躓いてしまう。だから気が抜けません。

回り道でも、茨の道でも、きっと道はある、そう信じなきゃやっていけませんよね。(笑)








sparrow

Alas I'm not a tiny sparrow
I have not wings nor can I fly
And on this earth in grief and sorrow
I am bound until I die

ああ 雀でもなく翼も持たない私は
飛ぶことなど叶わない
そして 悲しみと嘆きの大地に
命尽きるまで縛り付けられる

PP&MのTiny Sparrowの一節です。
優しくて哀しい歌です。
この歌のタイトルをブログタイトルにしました。

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性別:
女性
自己紹介:
中途半端なオタクです。
子持ちの主腐です。


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