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tiny sparrow

日々のつぶやきと萌え語り ・・・・・・・・・・・・・・・ 時々BBSでもつぶやいてます φ(・ω・)                                

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『立ち上がって たたみなさい 君の悲嘆の地図を』

偶然目にした詩の一節に、昔あなたへ書いた詩を思い出した。






ネットの海であなたに出会った。

会ったこともない見知らぬあなた。

年齢も住んでいる場所も経歴も、まるで接点のないあなた。

それなのに、ネットの中でいつの間にか、あなたに励まされていた私。

あなたが、弱った心を詩に託してそこに書いた。




僕は「希望の森」に向かって歩いていたはずなのに。

キミがくれた「希望の森」への地図をしっかり握り締めていたはずなのに、

マヌケな僕は路を間違えて、

「絶望の淵」へ迷い込んでしまった。

せっかく、キミが僕に地図をくれたのに、

僕は、みちを間違えた。

どうしたら、僕はここから出られるの?





私はあなたの庭にそっと詩を届けた。あなたを励ましたくて。





青い鳥を 探したってムダさ

キミが気づかないだけで

すぐとなりに いるんだから

ねえ ねえ どこへ行っちゃうの?

ぼくは いつもここにいるよ

涙でかいた地図を広げてもどこへも行けないよ

キミが抱きしめてくれなきゃ

ぼくも ほんとうの色を 思い出せないんだ





そしてまた、あなたの詩を見つけた。





墨で塗ったような真っ暗な夜空に

2、3の星がまたたいていた。

子どものころは、大きくなったら空に手が届いて、

あの星に手が届くと本気で考えていたよ。

ひとは、空を飛べない。

星も遥かかなたにあると知ったときに

私は、ひとつだけ大人になった・・・気がした。

ねぇ、星のひかりって

何光年と旅して今、来たんだよね。

誰にも気付かれないかも知れないのに、

必死に輝いている小さな星を見上げて、

このごろ、うつむいてばかりいた私が

少し元気になった。

ねぇ。キミの住む町にも、この星の輝きはとどいているのかな?

もう、私は大丈夫だよ・・・・・。





あなたが少し元気を取り戻したようで、嬉しくなって私はまた書いた。





混沌の中から

やっと 僕をみつけてくれた?

キミにみつけてほしくて 

光が届きますようにって

お祈りしたよ

みつけてくれて ありがとう





ただの言葉遊びと言われるかもしれない
そんなの絵空事の関係だと笑われるかもしれない。
でも、この空の下で、あなたも精一杯生きていると思うと
私も頑張らなくちゃと思える。
会ったこともないのに、顔も声も知らないのに。

あなたは もうひとりの私だから。




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真実だけが価値のあることだろうか。

嘘は卑しいことだろうか。

 

君が纏っているたくさんの嘘。

嘘の中に埋もれている君を

誰も見つけられない。

 

君の嘘に僕は笑い、泣き、怒り、振り回されていた?

だけどたぶん、その優しい嘘に僕は癒されていた。

それなのに、君は知らずに傷ついていた。

嘘の中に埋もれて、ひとりで傷ついていた。

 

大切なのは何が嘘かということじゃない。

君がどこにいるのかということ。

君が泣き叫んでいるということ。

孤独を抱え込んで、誰かに気付いてほしくて。

 

笑顔の裏に涙を隠すように。

涙の中に微笑を閉じ込めるように。

嘘のひとつひとつが君の真実。

僕は本当の君を見つけたよ。

だからもう、どこにも君を傷つける嘘はないんだ。

 

ほら、君は確かにここにいる。

 

 

(お題のようなフィクションです。)



生まれ変わったら、木になりたいと思っている。

 

木には寿命がない。

生きていく条件さえ整えば、枯れることはないそうだ。

植物には動物のような目はないが、絶対に見えていると私は思う。

色も、形も、匂いも、音も、植物には分かっているはずだと思う。

そして、その奥に潜む、私たちでは感じられない何かも

きっと感じているに違いない。

 

4000年も生きている木もある。

そんなに長く生きなくてもいい。

大地に根を張り、大きく枝を広げて、

地球の鼓動を感じながら、世界を見つめてみたい。

雲を呼び、水を集めて、世界をやわらかい波動で満たしたい。

鳥達から季節の便りをもらい、梢をわたる風の歌を聴きたい。

 


もしも生まれ変われるなら・・・。







子供がくれよんで描いたちいさな花

ガーベラはそんな感じ

 

カラフルで元気いっぱい

いつも しあわせな光をまとっている

 

時にはやんちゃ坊主のように

時には無邪気な少女のように

屈託のない笑顔を向けてくれる

 

なくしてしまった時間が あふれだすように

見つめる私にも しあわせがしみ込んでくる

 

私がほしいものを知っている花

 

大好きなガーベラ


お金も、地位も、名誉も、

あの世には持っていけないんだ。

持っていけるのは、思い出だけ。

君がこれからどんな風に生きていくか、

そのすべてが魂に刻み込まれる。

君の人生が魂に記憶されてゆく。

美しい思い出をたくさん作るんだ。

そして、君の肉体がその役目を終えた時、

たくさんの美しい思い出を抱えた君に、また会える。

そう信じている。


死んだらそれで終わり。

そう考えている人には理解できないかもしれない。

物やお金がすべてだったら、

この世はなんて味気なく空しいものだろう。

一生懸命生きる必要もなくなってしまう。


だから私は信じている。


死がすべての終わりではないことを。


魂の不滅を。


美しい思い出とともに、


君にまた会える日のことを。





これも2006年に書いたものです。
ある宗教評論家の方が新聞のコラムに
「死んでしまったら、財産も名誉もあの世へ持って行くことはできない。
持っていけるとしたら、美しい思い出だけだ。」
ということを書かれていました。

それを読んで、私の中に妄想が広がりました。
とある病院に入院している中年の紳士と、14、5才の少年。
紳士は病が回復すること無く亡くなってしまいますが
少年に、美しい思い出と共にまた君に会いたい、と言うのです。
長くはない入院期間でしたが、紳士を慕っていた少年は
紳士が亡くなり悲しみにくれます。
でも紳士が残したこの言葉を胸に強く生きていく……

というようなお話が頭の中に浮かんで
その紳士が少年に語りかけているような感じで詩にしました。

この詩には、実は特別な思い出もあるんです。
大好きな声優の堀内賢雄(ほりうちけんゆう)さんのウェブラジオに
投稿したら、なんと賢雄さんが朗読してくださって
天にも昇るような気持ちで、しばらくは毎日ニタニタしていました。
録音する方法も探しだして、録音してPCに保存したはずなんですが
どういうわけか、いつのまにかなくなってしまって
とっても悲しかった……。
でもあの時の声は今もしっかり頭の中に録音されているので
時々頭の中で再生してニンマリしています。
そういうわけで、これは私にとって大切な思い出の詩ですね。

sparrow

Alas I'm not a tiny sparrow
I have not wings nor can I fly
And on this earth in grief and sorrow
I am bound until I die

ああ 雀でもなく翼も持たない私は
飛ぶことなど叶わない
そして 悲しみと嘆きの大地に
命尽きるまで縛り付けられる

PP&MのTiny Sparrowの一節です。
優しくて哀しい歌です。
この歌のタイトルをブログタイトルにしました。

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