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tiny sparrow

日々のつぶやきと萌え語り ・・・・・・・・・・・・・・・ 時々BBSでもつぶやいてます φ(・ω・)                                

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目は口ほどに物を言い
と言いますが、手もまた口に出さない想いを語ってくれます。

ドラマやアニメを見ていると手の動きが、表情や言葉以上に心に訴えかけてくることがあります。
この「手」に結構泣かされています。

先日のkiri様の「彷徨う時-24」の中で、女の子が明良から名刺をもらうシーン。

>そして、大事そうにソッっと両手の中に包み込んだ。

ここに彼女の想いが込められているようで、心に染みました。

そして昔観たあるドラマのシーンが頭に浮かんだんです。

「ロンサムダブ」というアメリカのドラマで、ダイアン・レインが大好きな人からもらった手紙を大切そうに指先で撫でるシーン。

ダイアン・レインの役は、町とも呼べないような小さな町のただ一人の娼婦ローリー。
若くて可愛い彼女は町のアイドルで、みんな彼女が大好きで大切にしている。
そんな彼女が恋をするのがロバート・デュバル演じるガス。
ロバート・デュバルはねー、爺さんでねー、禿げてるんだけどねー
かっこいんだよねー!
調べたらこの当時、ロバート・デュバル58才、ダイアン・レイン24才。
でもね、ローリーが恋したって違和感ない、かっこいいんだもん!
そのローリーのもとに届けられた一通の手紙。
でも手紙を書いたガスはもう亡くなっている。
ローリーは字が読めない。
いろいろあってローリーは今、ガスが生涯思い続けた人(アンジェリカ・ヒューストン)の所に身を寄せている。
彼女がローリーに「読んであげましょうか?」と言うのだけれど、ローリーは「いいの、何が書いてあるかわかるから。」と言って、愛おしむように手紙を指先で撫でている。
もう細かい内容もよく憶えていないドラマなんだけど、このシーは印象に残っていてとても好きなシーンで、ダイアン・レインが可愛くていじらしくて、この指先に泣きました。


アニメ「蟲師」の”眇の魚”の回にも印象的な「手」がありました。
主人公のギンコの過去が語られる回。

ぬいがよき(ギンコ)の肩を、指先でとんと突く。

「頼むから もう行ってくれ。」

その指先に、どれ程の思いが込められていたか。
ぬいの心を思うと、その美しい手の動きに、胸が締めつけられます。

手から伝わる思いもある。

 

ずい分前の大河ドラマにも印象的なワンシーンがありました。

沢口靖子演じるねねが、松たか子演じる茶々の胸元に、そっと手を当てるシーン。
何も言わず、ただそっと手を押し当てる。
その手に込められたねねの思いに、涙が出ました。
私が勝手にねねに感情移入して、ドラマに入り込んで涙が出たのだけれど、
あの手には、深い思いが込められているように感じられたのでした。


チロル**さまの洋平の絵にもそんな指先があります。
明良からもらったペンダントに触れる決意の指先。
洋平の想いが集約されているような、そんな指先。


握りしめたり、そっと触れたり、人って知らずに手に想いを込めているんだなあって思います。







 

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昨日のkiri様のところのコメ欄で
今の亨と明良、男と女だったらうまくいくのかなと、読んでいて思いました。
今の御時世、女が強くなってやりたい放題みたいにいわれるけど、そうでもないんじゃないかな。
明良が女だったら亨のいうこときいて従ってるように振る舞いながら、亨をうまくコントロールしていくんじゃないかと。亨のこと愛してるわけですし。
洋平の存在なんかも、女のほうが誤魔化すのうまそうだし。
男もそういうこと求めてるような気がします。はっきり、そういう女性がいいと言う人もいます。
表面上男を立てて、その実男を手のひらに乗せて転がしている、男の自尊心を逆撫でしない女。

ということを書いてふと思ったことが。

明良が女だったら、亨は今の亨のままでいいんだなと。
中高生くらいの恋愛観しかなくて、自分の欲望だけに正直で、
優しいけど、それは独り善がりの優しさで、
相手が何を望んでいるか考えているようで本質的なところは何も分かっていなくて、
俺がこうしてやっているんだから幸せになるはず、っていう、はっきり言って押し付け。
こう書いてきて、ああ、そうだな、これが男ってもんかなって、今更思います。
男の自尊心を逆撫でせず掌の上で転がしてくれるいい女がいれば、男は子供のままでいられるんですね。
そうやって女に甘えられないと、女が悪いと女のせいにする。
まあ女も、男が分かってくれない、と男のせいにするから、どっちもどっちですが。

だからkiri様のとこのようなお話だと、男は成長しなきゃ愛をつかめない。
恋愛相手は甘やかしてくれる女じゃないんですから。
相手は女よりも自尊心が強い男なんですから。
女にも不器用でなかなかそうできない人もいますが、器用な人は無駄に自尊心で突っぱったりせず、折れたふりしてうまく男をコントロールしちゃう。
男にはあんまりこういうことできないような気がします。
で、亨と明良はふたりとも男で、一見弱くて女々しそうな明良だって男の自尊心を持ってるわけで。
そうなると亨は駄々っ子のままじゃいられないわけなんです。
こうでなくちゃって、私は思いますね。
対等でなくちゃ。
男同士でも、どちらかが一歩引いてる、そういうのもありだと思います。
現実にはそうなのかもしれません。
でも、せっかく男同士なんですから、対等であってほしいんですよね。
そのために男たちが苦しむ姿もkiri様のBLの味わい深いところかな。

こんなこと思ってる私って、もしかしてS?








kiri様の11日UP分のコメント欄で
洋平がイタリアから帰ってきたらジローラモさんみたいなオサレキャラになっていないか心配している・・・という書き込みがあったので、
ガチャピンがジローラモさんになってしまうCMを思い出して、
帰ってきた洋平がジローラモさんになっていて、明良が「誰?」と目を点にしている光景を思い浮かべて、一人で笑っていた妄想族の私です。

昔、娘がナオミ・キャンベルになってしまうCMもあったなあ。
あれも同じ会社のCMじゃなかったかな。

面白いCMというのは結構ありますが、
私は「家庭教師のトライ」のCMが好きです。
一番好きなのはこれです。



初めて見た時、ぶはははは!と吹き出しました。
クララのやさぐれ具合が最高です。
このシリーズは沢山あってどれも面白いですが、
これなんか、体を張って営業しているトライさんが愛しくなってきます(笑)
     ↓




で、ハイジつながりで思い出されるのは、お辞儀。
クララのおばあさまがおんじにお辞儀する場面があるんです。
欧米人は日本人のようにお辞儀なんてしないはずなんですが、
しちゃうんですね、おばあさま、日本風のお辞儀。
アニメを見ているとよく出てきます。
日本人じゃないのにお辞儀するシーン。
人に物を頼む時や謝る時、お辞儀しちゃうんですよね。
日本人は握手するときも、ついペコリとしちゃいがちですが、
あれって、とっても変な動作だそうです。
長友がお辞儀パフォーマンスをしたお陰で、イタリアでは綺麗なお辞儀を出来る人が増えたようですが、お辞儀ってあちらの習慣にはないものですよね。
やっぱり日本人が作っているアニメでは、無意識にお辞儀させてしまうのかなあ、と思って見ています。
こういうシーンを見た外国の人はどんな風に感じるのかなあ。





明良に譲れない一番があるように
亨にも譲れない大切なものがある。
もちろん愛は大切で、天秤にかけてどちらかを捨てることなどできない。
でも、究極の選択でどちらかを選ばなくてはいけないとすれば
その時は、誇りを選ぶのだろうか。

実はTVドラマを見ていて、上のようなことを考えさせられた。

「鴨、京都へ行く」というドラマで、主人公の上羽鴨(うえば かも)は東大出で財務省キャリア。
京都の高級旅館「上羽や」の女将(鴨の母親)が亡くなって
旅館経営なんかこれっぽっちもする気がなかった鴨が
なぜか女将になって借金まみれの旅館を立て直していく。
簡単に言うとだいたいこんなドラマです。
詳しくはフジテレビHPへ

今回のお話は、わがまま言い放題で高飛車な、ファッションブランドの社長夫人が
指輪がなくなったと言って大騒ぎして、従業員を疑うという事件がメイン。
彼女はテーブルに指輪を置いた気になっていたのだが、実はテーブルから転がり落ちて
その下にあった自分のバッグに指輪が落ちて入っていたというオチ。
(え?私の勘違い?)と社長夫人の過失認定されそうな時、
仲居頭の鞠子は「私がバッグに入れました」と、社長夫人の立場が悪くならないようにと嘘をつく。
そういうことを知らない夫の社長は、警察まで出てきた大騒ぎに、
従業員のせいで迷惑をかけられたのだからと、女将に謝罪を要求する。

旅館側に落ち度はなかったので逡巡する鴨。
でも鴨は決意して客に頭を下げて謝罪する。
旅館側に落ち度はなかったから、性格上鴨に謝罪なんか出来るわけがないと誰もが思った。
そして誰もが驚いた、気が強くて、合理的じゃないことを認めたくない鴨が……と。
プライドを捨てて謝罪したと、みんな思った。
でも仲居頭の鞠子には分かっていた。
プライドを捨てたから謝罪ができたのではないことが。
後で事の顛末を聞いた梅垣やの女将鈴風(すずか)にも分かっていた。
彼女はこう言った。
「あの子に初めてほんまもんのプライドが芽生えた。女将としてのプライドが。
だから頭を下げることが出来た。」と。

鴨が頭を下げたことで多くの人が心を動かされた。
従業員たちは未熟な女将と侮っていたが
頭を下げた鴨をかっこ良かったと陰で褒め、
彼女となら旅館再建ができるかもと希望を抱く。
そして、今回アメリカ勤務になるのを機会に、結婚してついてきて欲しいと
鴨にポロポーズした、同じく財務省エリートの彼氏。
彼氏も鴨の謝罪を見ていてこう言った。
「驚いたのは、きれいだったから。あんなきれいな鴨、初めて見た。」
彼氏も鴨のプライドに気付いたひとりだったのだろう。
鴨はプロポーズを断って、旅館を選んだ。

鴨は亨のように宿命なんて背負う気は微塵もなかった。
京都も旅館も母親の生き方も大嫌いだった。
それなのに旅館に関わっていくうちに、今まで知らなかった、
知ろうともしなかった母親の姿をその中に垣間見るようになり、
生前の母親に「あんたには絶対無理やわ。」と言われた
女将としての生き方から「逃げたくない!」と思うようになる。

愛をとって旅館を捨てたら、いずれ彼女は絶対後悔するんだろうなと思ったら、
亨のことが頭に浮かんで、亨もそうだったんだなと思った。
なりふり構わず働き、惨めに土下座しようとも、それはプライドを捨てたからできることではなく、
会社を守るものとしての、プロとしての誇りがそうさせるのだと。
鴨がそのことに自分では気づいていないように
亨も、その誇りにはっきりとは気づいていないのかもしれない。
でも亨には捨てられなかった、鴨にも捨てられなかったもの。
亨は明良の一番は自分じゃないと言ったけど、
そういう点では、亨の一番も明良ではない。
うまく言えないけど、そんな「誇り」。

そして旅館を選んだ鴨は、泣いて泣いて泣き疲れてすっきりして。
その後には、また気持も新たに歩き出すのだろう。
合理主義で有能な彼女だが、意外と不器用でひとりで突っ走ってしまったり。
でも何気に愛されキャラで。
そういう彼女の強情で不器用だけど一生懸命さに惹かれる人も多い。
そういうところは男と女の違いかな。
亨の誇りにだって、社員はきっと気づいていて、この人について行きたいと思ったに違いない。
でも亨は孤高の人で、心のなかには明良しかいない。
ここが辛いところかなあ。



愛は大切で、愛する人と共に歩むことは幸せなことだと思います。
でも、そういう愛を失った時、人を支えるのは「誇り」なのかなあと思ったのでした。


誇り、それは愛より重いこともある。・・・ナンチャッテ







kiri様んちで物凄い人気を誇る牧村隼くん。
私もだ~い好きなんですが・・・・・・・・・

カッキーこと、声優の柿原徹也さんのCDのジャケットを見ていて

目が!目がー!
この目はー!隼の目ではないかーーー?!

と思いましたので、リンク貼ってみたいと思います。

これとか

これなんか

隼の目ではないかと思うわけです。

ついでにこの伏し目がちな感じもありじゃないかと。

カッキー本人が隼のイメージというわけではないんです。
この人写真によって全くイメージ違うし。
このジャケットの写真の目が隼だなあって思ったんですよね。

ね、この生意気そうなつり目。
いいと思いませんか?


sparrow

Alas I'm not a tiny sparrow
I have not wings nor can I fly
And on this earth in grief and sorrow
I am bound until I die

ああ 雀でもなく翼も持たない私は
飛ぶことなど叶わない
そして 悲しみと嘆きの大地に
命尽きるまで縛り付けられる

PP&MのTiny Sparrowの一節です。
優しくて哀しい歌です。
この歌のタイトルをブログタイトルにしました。

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