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私の本名とは全く違う適当に付けた名前です。
砂糖と塩で、さとう しお でいいかなと、漢字は何となく選んで。
ところが、実際に佐藤志緒さんという方がいらっしゃるんですね。
この名前で検索してきた方がいるので、私も検索してみたら
本を書かれている方やFACEBOOKされている方がいらっしゃいました。
きゃー!!!
ご本人さんのブログかと思って来た方だったら、きっとびっくりしちゃいますよね。
わけわかんないこと書いてて。
それで、ハンドルネームを変えます。
字だけですけど。
砂糖志緒にします。
砂糖という苗字はないと思うので、これで間違えて来る人はいないですよね。
ということで、今日から砂糖です。
コメントする時は志緒だけなので、あんまり関係ないですが(笑)
新海誠監督が出るよと、蝶丸さまに教えてもらって未来シアター見ました。
30分番組だけど、2人の人を紹介するので1人15分足らずの時間しかないんですね。表面をさらっと撫でるような感じの取り上げ方でした。
ちょっと物足りないけど、その人への入口としてはこんな感じなのかな。
でも最後の名言がとっても素晴らしかったです。
幸福は 与えることによって増える
この世で 唯一のものである
アルベルト・シュバイツァー
この名言で思い出した詩があります。
この言葉とはまるで違う詩なのですが、なんとなく思い出してしまって。
何年も前にある方のブログで紹介されていたものです。
「逆説の十か条」という、ケント・M. キースという人が書いた詩です。
(1) 人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。それでもなお、人を愛しなさい。
(2) 何か良いことをすれば、隠された利己的な動機があるはずだと人に責められるだろう。それでもなお、良いことをしなさい。
(3) 成功すれば、うその友だちと本物の敵を得ることになる。それでもなお、成功しなさい。
(4) 今日の善行は明日になれば忘れられてしまうだろう。それでもなお、良いことをしなさい。
(5) 正直で率直なあり方はあなたを無防備にするだろう。それでもなお、正直で率直なあなたでいなさい。
(6) 最大の考えをもった最も大きな男女は、最小の心をもった最も小さな男女によって撃ち落されるかもしれない。それでもなお、大きな考えをもちなさい。
(7) 人は弱者をひいきにはするが、勝者の後にしかついていかない。それでもなお、弱者のために戦いなさい。
(8) 何年もかけて築いたものが一夜にして崩れ去るかもしれない。それでもなお、築きあげなさい。
(9) 人が本当に助けを必要としていても、実際に助けの手を差し伸べると攻撃されるかもしれない。それでもなお、人を助けなさい。
(10) 世界のために最善を尽くしても、その見返りにひどい仕打ちを受けるかもしれない。それでもなお、世界のために最善を尽くしなさい。
凄いパワーを持った詩だと思います。
でもこれって、読む人のその時の心理状態によって、勇気づけられたり、逆に挫けそうになったりするんじゃないかな。
これを言葉通りそのまま実行すればいいという単純なものじゃないと思いますが。
心の隅に置いておきたい言葉です。
オバサンが「女子会」というのに違和感
冬に信号待ちをしていた時、前に立っていた女性がステキなコートを着ていて、足元を見ると、これまたステキなスニーカー風のブーツを履いていた。
中年女性だろうけど、なかなか若々しくていいなあ~なんて思っていたら、その人が振り向いた。
振り向いた顔を見たら………おばあさんだった。
40とか50という感じじゃなくて、70くらいの感じだった。
いや、いいんですよ、いくつになっても若々しいのは。
でも、ちょっとびっくりしちゃって。想像とあまりにも違ったので。
それで思ったんだけど、私も普段トレーナーやTシャツにジーンズみたいな格好なので
振り返った時「なんだババアかよっ」とか思われてるのかなあって。
オバサンのくせに高校生みたいな格好してると引く、なんて記事も見たし。
女子高生みたいなTシャツは着ませんけどね、息子のお下がりのスポーティーなトレーナーはよく着てる。
う~ん……自分がどんな風に見られているのかって、はっきり言って分かんない~。
顔と服装にあまりギャップがあるのって、まずいんだろうね。
近所のスーパーへは、Tシャツやパーカーでチャリこいで行くんだけど、こんな私ってどんな風に見られているのか、ちょっと心配。
まただらだらと感想文のようなものを書かせていただきました。
たんなる自己満足です。
kiri様の小説を読んでいると登場人物へのkiri様の愛を感じるので、どの人物も嫌いになれません。
どんな悪役でも、歩んできた人生があり、その心が垣間見える。
kiri様の、人への優しいまなざしが感じられて「仏のkiri」なんてコメント欄で書いたことがありました。
が、よく考えたら、それが読者にとっては身を捩るような辛さになっているのかも。(やっぱり鬼?)
心が見えないただの記号としての悪役ならば、思いっきり憎んで、何も考えず罵ってやればいいのですが、kiri様のお話の登場人物は皆血の通った人間なんですね。
隼にとんでもなく酷いことをしたアイツだって、傷つき後悔しているんです。
やったことは絶対に許されないことですよ。
でも彼もひとりの人間として描かれている。そうすると憎むというより哀れに思えてくる。
これは私が甘いだけで、他の人は違うのかも知れませんが。
健太郎も、拒否反応を示す人が多いですが、私はかわいく感じてしまう。
BLに出てくる女なんて、独善的で偏見まみれの嫌なヤツか、主人公の味方で良き理解者の、どちらかになりがちだけど、kiri様の場合、そんな都合のいい女は出てこない。しっかりと現実を生きている女性がお話に関わってくる。
そういうところも私は好きなんです。
「愛なんぞ、くそ喰らえ」では、亨派、洋平派の読者がいて、亨派には洋平が、洋平派には亨が目障りというか、邪魔モノなんだと思います。
でも私はこのふたりのどちらが欠けても、明良と幸せになることは出来ないと思うんです。
亨と明良は運命のふたりだと思いますが、ふたりだけの関係しかなければ、亨の激しすぎる愛を、明良は受け止めることが出来ただろうかと。
洋平と明良だけの関係だったとしても、二人の関係は安定しなかったのではないかと。
この三人が何かをつかみ取るためには、三人がそれぞれ影響しあう、長い長い回り道が必要だったのだと。
別サイトにあったkiri様の初稿を読んだ時、彼らにはこの道しかなかった、この道でよかった、と納得しましたが、ブログの改稿版を読むと「この道しかない」感が一層強くなりました。
明良の芯である信念のようなもの。それも一層はっきりとしてきました。
誰かの不幸の上に築く幸せは手にしてはいけない。
いわゆる略奪愛。
これは世代によって考え方が大きく分かれるところだと思います。
私の母などは略奪愛にはとても辛辣ですが、心変わりをしたらその関係を終わらせて、愛する者同士が一緒になることのどこがいけないの、と思う人もいるでしょう。
「そうやって手にした愛は、そうやってまた奪われる」というのが私の母の考えです。
愛人関係にしても、分をわきまえて決して表に出てはいけないという考え。
古い考えかもしれませんが、明良の母親はこれを貫きましたね。
親の価値観や行動は自然と子供に影響を及ぼすものだと思います。
明良の芯の形成には母親が強く影響しているでしょう。
本妻からの心無い言葉や態度、じっと耐える母親、独り占めできない父親の愛情。
そういうものが作り上げていった明良の芯は、簡単に崩せるものではないように思います。
理屈ではなく、血肉として身についたものなのだと思います。
明良は両親に愛された子供です。
とりわけ父親からの愛情は、枯れない花のように明良の心に今も美しく咲いているのでしょう。
でもその花には会いたい時に父親に会えなかったという悲しい記憶も付きまとうのです。
そういう思いをしたくない、そういう思いを誰かにさせたくない。
明良が自分自身の幸せを考えた時、これは譲れないものだということがよく分かります。
これを曲げて亨との愛を選んだとしても、明良の心は歪んでひび割れ苦しむことになるような気がするのです。
そして亨もそんな明良を見て傷つく。
いっそ明良が壊れてしまえば……と思った亨ですが、そうなったらなったで亨は必ず傷つくのでしょう。
愛しあいながらお互いに傷つき血を流しながら抱き合っている、そんな痛ましい光景が頭に浮かびます。
そういう結末の物語も読んだことがあります。そういうお話もありだと思います。
でもkiri様は明良を幸せにするためにこの物語を書き始めたのですから、そういう結末はないでしょう。
一方の亨の幸せはどうでしょう。
一緒にいても明良が不幸なら亨も本当の幸せを手に入れることはできないでしょう。
おそらくただ一人の人である運命の相手と結ばれない亨は不幸なことこの上もないのでしょうか。
人生は恋愛で全てが決まるのでしょうか。
子供も親も何もかも、恋愛の前ではちっぽけなことなのでしょうか。
これは個人の価値観の問題でしょうが、私は子供が不幸なら私も幸せを感じることが出来ない人間です。
それは自分を犠牲にするということではなく、子供の不幸の上に自分の幸せがあるとすれば、それは私の幸せではないということです。誰もが不幸な選択はできないということです。
亨は娘を愛しているでしょうが、亨が愛しているのは娘だけではありません。
会社も、鹿島という家も、仕事も、仕事をする自分自身も愛していると思うのです。
明良の為にそういうものを全て捨てたところに亨の幸せがあるとは思えないのです。
明良との別れは亨に大きなダメージを与えるでしょう。
でも亨だってひとりではないのです。
愛する娘がいる。そして祥子さん。
彼女は自分の保身だけを考える自分勝手なワガママ女ではないと思うんです。
亨の価値観を理解できて実践できる彼女こそ、亨の良き同志になれる人だと思うのです。
志を同じにする同志という絆は、移ろいやすい愛よりもずっと強い絆になるはず、と思うのです。
本当に不幸なのは何もない人生なのではないでしょうか。
人と深く関わることは、お互いに傷つくリスクを伴います。
傷つくことを恐れて誰とも深く関わらずガラスの箱に入って一生を送るよりも、傷ついても誰かと真剣に向き合えたなら、それだけで人生は素晴らしい・・・というのは言いすぎでしょうか。
運命の人と出会い、魂が震えるような恋愛ができたなら、たとえ別れが待っていても、それはとてつもなく幸せなことだと思うのです。
もっと明良が分かりやすくて単純な性格で、もっと亨が大雑把な俺様だったら、ふたりはハッピーエンドを迎えたかもしれませんね。
でもそういうお話なら、これほど読者が胸を抉られ涙して心に深く刻まれるようなお話にはならなかったでしょう。
初稿は読みましたが、細かい所は忘れてしまっているのと、ものすごい改稿で、これからどうなっていくのか、初めて読むような気持ちで読んでいます。
kiri様が夜毎のた打ち回って文章を書かれているので、読者はこんなに長い間楽しむことができるんですね。
kiri様に感謝です。
【つづきを読むに秘コメさまへのお返事があります ( 7/11 ・7/13・7/14)】
sparrow
I have not wings nor can I fly
And on this earth in grief and sorrow
I am bound until I die
ああ 雀でもなく翼も持たない私は
飛ぶことなど叶わない
そして 悲しみと嘆きの大地に
命尽きるまで縛り付けられる
PP&MのTiny Sparrowの一節です。
優しくて哀しい歌です。
この歌のタイトルをブログタイトルにしました。
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