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自分で文章を書いていると、あれ?この言葉ってこの意味であっているのかな……と不安になることがあって、よくネットで調べたりします。
今はネットで簡単に調べられるのでとっても便利。
私が意味を間違っていたのは、例えばこんな言葉。
姑息
http://dictionary.nifty.com/word/%E5%A7%91%E6%81%AF?dic=daijisen
憮然
http://dictionary.nifty.com/word/%E6%86%AE%E7%84%B6?dic=daijisen
でも、言葉って、間違って使う人が多くなると間違っている方が正しい意味になってしまうことがあるから、間違っていてもどんどん使ったもん勝ちかしら。
情けは人の為ならず
http://dictionary.nifty.com/word/%E6%83%85%E3%81%91%E3%81%AF%E4%BA%BA%E3%81%AE%E7%82%BA%E3%81%AA%E3%82%89%E3%81%9A?dic=daijisen
この言葉も間違って使う人がとても多い言葉ですが、こういう「ことわざ」もそのうち意味が変わってくるのかなあ。
この言葉は、人のためじゃなくて自分のためになるんだよってことを言ってるのだけど、もうひとつ、「人のためにしてやってるんだ」という思い上がった気持ちを戒める意味もあるような気がして、好きな言葉です。
そして、調べても正しい意味がわからない言葉があるんです。
「片手に余る」「両手に余る」という言い方。
辞書で調べるとこういう言葉は載っていないんですね。
私は「余る」ということは手からあふれるということだと思ったので
「片手に余る」は5以上だと思ったんです。
「手に余る」http://dictionary.nifty.com/word/%E6%89%8B%E3%81%AB%E4%BD%99%E3%82%8B?dic=daijisenという表現もありますから。
でも逆の意味に使っている人が多かったので調べてみたんですが、多い意味に捉えている人と少ない意味に捉えている人が、それぞれ逆の意味は間違っていると主張しているんです。
こういう言葉は辞書に乗っているんです。
「五指に余る」「十指に余る」
http://dictionary.nifty.com/word/%E4%BA%94%E6%8C%87%E3%81%AB%E4%BD%99%E3%82%8B?dic=daijisen
http://dictionary.nifty.com/word/%E5%8D%81%E6%8C%87%E3%81%AB%E4%BD%99%E3%82%8B?dic=daijisen
やっぱり5以上、10以上の数を言ってるんですよね。
「余る」という言葉を調べてみると
<ある基準の量を超えて何かがあること。>
「余る」には「残る」という意味もあって
<なくならないで、まだある場合に用いる。「金が使いきれずに残る」」「一〇から八引くと二残る」>という使い方。
ますますわからなくなってきます。
国語学者の方にでも訊けばわかるんでしょうが、そんなこと叶うはずもないので、自分がわからない言葉は使わないことにしました。
日本語で面白いのは一人称や二人称の種類がとても多いことですね。
英語で自分のことを示すのは「I」で、王様でも庶民でも「I」です。
ところが日本語ときたら「俺」だの「僕」だの「おいら」だの、数えきれない!
そして、これはTVで言っていたのですが、日本人は相手との関係によって一人称を変える。
友達同士で「俺」を使っても、目上の人やお客様には「私」「僕」。
自己のアイデンティティなんて言っても、日本人は相手がどういう立場の人かわからないとうかつに言葉を発することができない。
英語では確固とした「I」があるのに、日本人は相手によって自分が変わる。
自分というものを相対的に、相手との関係によって認識しているのが日本人だと言われて、目からうろこでした。
母親が子供に自分のことを「おかあさんはね」と言ったり、自分のことを名前で「〇〇はね」なんて言ったりしますが、英語では絶対こんな言い方しないそうです。
自分はいつ誰と対していても「I」なんだそうです。
でも小説なんかでは、この一人称がとっても重要ですよね。
自分のことをなんて呼ぶかによって、その人の立場、環境、気持ちがわかっちゃいますよね。
日本語って世界的に見るととても変わった言葉みたいですね。
一人称も多いけど、擬音もとても多いようです。
敬語もとても難しいし、漢字だって難しいのがいっぱい。
でも、日本語じゃなきゃ表現できないものがあって、そういう日本語で小説が読める私は、もしかしたらとっても幸せかもしれませんね。
なんか、また話がそれたかな(苦笑)
今はネットで簡単に調べられるのでとっても便利。
私が意味を間違っていたのは、例えばこんな言葉。
姑息
http://dictionary.nifty.com/word/%E5%A7%91%E6%81%AF?dic=daijisen
憮然
http://dictionary.nifty.com/word/%E6%86%AE%E7%84%B6?dic=daijisen
でも、言葉って、間違って使う人が多くなると間違っている方が正しい意味になってしまうことがあるから、間違っていてもどんどん使ったもん勝ちかしら。
情けは人の為ならず
http://dictionary.nifty.com/word/%E6%83%85%E3%81%91%E3%81%AF%E4%BA%BA%E3%81%AE%E7%82%BA%E3%81%AA%E3%82%89%E3%81%9A?dic=daijisen
この言葉も間違って使う人がとても多い言葉ですが、こういう「ことわざ」もそのうち意味が変わってくるのかなあ。
この言葉は、人のためじゃなくて自分のためになるんだよってことを言ってるのだけど、もうひとつ、「人のためにしてやってるんだ」という思い上がった気持ちを戒める意味もあるような気がして、好きな言葉です。
そして、調べても正しい意味がわからない言葉があるんです。
「片手に余る」「両手に余る」という言い方。
辞書で調べるとこういう言葉は載っていないんですね。
私は「余る」ということは手からあふれるということだと思ったので
「片手に余る」は5以上だと思ったんです。
「手に余る」http://dictionary.nifty.com/word/%E6%89%8B%E3%81%AB%E4%BD%99%E3%82%8B?dic=daijisenという表現もありますから。
でも逆の意味に使っている人が多かったので調べてみたんですが、多い意味に捉えている人と少ない意味に捉えている人が、それぞれ逆の意味は間違っていると主張しているんです。
こういう言葉は辞書に乗っているんです。
「五指に余る」「十指に余る」
http://dictionary.nifty.com/word/%E4%BA%94%E6%8C%87%E3%81%AB%E4%BD%99%E3%82%8B?dic=daijisen
http://dictionary.nifty.com/word/%E5%8D%81%E6%8C%87%E3%81%AB%E4%BD%99%E3%82%8B?dic=daijisen
やっぱり5以上、10以上の数を言ってるんですよね。
「余る」という言葉を調べてみると
<ある基準の量を超えて何かがあること。>
「余る」には「残る」という意味もあって
<なくならないで、まだある場合に用いる。「金が使いきれずに残る」」「一〇から八引くと二残る」>という使い方。
ますますわからなくなってきます。
国語学者の方にでも訊けばわかるんでしょうが、そんなこと叶うはずもないので、自分がわからない言葉は使わないことにしました。
日本語で面白いのは一人称や二人称の種類がとても多いことですね。
英語で自分のことを示すのは「I」で、王様でも庶民でも「I」です。
ところが日本語ときたら「俺」だの「僕」だの「おいら」だの、数えきれない!
そして、これはTVで言っていたのですが、日本人は相手との関係によって一人称を変える。
友達同士で「俺」を使っても、目上の人やお客様には「私」「僕」。
自己のアイデンティティなんて言っても、日本人は相手がどういう立場の人かわからないとうかつに言葉を発することができない。
英語では確固とした「I」があるのに、日本人は相手によって自分が変わる。
自分というものを相対的に、相手との関係によって認識しているのが日本人だと言われて、目からうろこでした。
母親が子供に自分のことを「おかあさんはね」と言ったり、自分のことを名前で「〇〇はね」なんて言ったりしますが、英語では絶対こんな言い方しないそうです。
自分はいつ誰と対していても「I」なんだそうです。
でも小説なんかでは、この一人称がとっても重要ですよね。
自分のことをなんて呼ぶかによって、その人の立場、環境、気持ちがわかっちゃいますよね。
日本語って世界的に見るととても変わった言葉みたいですね。
一人称も多いけど、擬音もとても多いようです。
敬語もとても難しいし、漢字だって難しいのがいっぱい。
でも、日本語じゃなきゃ表現できないものがあって、そういう日本語で小説が読める私は、もしかしたらとっても幸せかもしれませんね。
なんか、また話がそれたかな(苦笑)
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sparrow
Alas I'm not a tiny sparrow
I have not wings nor can I fly
And on this earth in grief and sorrow
I am bound until I die
ああ 雀でもなく翼も持たない私は
飛ぶことなど叶わない
そして 悲しみと嘆きの大地に
命尽きるまで縛り付けられる
PP&MのTiny Sparrowの一節です。
優しくて哀しい歌です。
この歌のタイトルをブログタイトルにしました。
I have not wings nor can I fly
And on this earth in grief and sorrow
I am bound until I die
ああ 雀でもなく翼も持たない私は
飛ぶことなど叶わない
そして 悲しみと嘆きの大地に
命尽きるまで縛り付けられる
PP&MのTiny Sparrowの一節です。
優しくて哀しい歌です。
この歌のタイトルをブログタイトルにしました。
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中途半端なオタクです。
子持ちの主腐です。
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この記事へのコメント
無題
日本語って言語としては面白いものです。
スゴイのが漢字の読み方。「生」と言う漢字はなんと、20通り以上もの読み方があるんだそう(全部は知りません。苦笑)。
それに擬音。オノマトペと呼ばれてるんだそうですが、日本はとても多い・・らしいです。
あ。
’情けは人の為ならず’。笑。 よく聞く例ですね。
漢字で最初に笑ったのは’○肉○食’焼肉定食、って答えがあった・・と知った時。 間違いじゃないんだけどー。です。
一人称。日本人はほんと、相手で変わります。
呼ばれ方も。おい・・から奥さま~・・まで。笑。
それは柔軟性があるってことなんだろう。といい方に思いましょう。
うん、外国語も日本語も、その言葉でなければ表現出来ない雰囲気がありますもの。
自分の国の言葉が豊富でうれしい。
Re:無題
こんばんは~。オリンピックのフィギュア団体を見ていました。
日本は5位だな。
>スゴイのが漢字の読み方。「生」と言う漢字はなんと、20通り以上もの読み方があるんだそう(全部は知りません。苦笑)。
うわー。すごい!
日本人てすごいなーと思ったのは、漢文。漢文って中国語でしょ。昔の日本人はその中国語をそのまま日本語にして読んでたんですよね。なんという技!
今は中国語も漢字がものすごく簡略化されてるようだから、日本人が一番、古い漢字を使っている民族かもしれませんね。
>それに擬音。オノマトペと呼ばれてるんだそうですが、日本はとても多い・・らしいです。
宮沢賢治のお話を読むと、ユニークな擬音が沢山使われていて、それが不思議な世界を作り上げていますよね。日本人て音に対する感性が違うんでしょうかね。
>漢字で最初に笑ったのは’○肉○食’焼肉定食、って答えがあった・・と知った時。 間違いじゃないんだけどー。です。
定番の笑い話~(笑)
人って思考するとき言葉で考えるから、使う言葉によって思考も変わってくるようです。
日本人は相手によって自分を定義づける。子供の母親である自分、夫の妻である自分、集団の中の自分。日本語を話していくとそういう自分の捉え方が自然に身につく。それとも、そういう日本人だからこの日本語ができたのか。
日本人の考え方って、他の国の人には理解し難いところが沢山あるそうですが、そういう日本人を形作るのに日本語が深く関係していると、大学の先生が言っているのを聞いて、言葉の奥深さを感じました。
>うん、外国語も日本語も、その言葉でなければ表現出来ない雰囲気がありますもの。
>自分の国の言葉が豊富でうれしい。
時代物では、一人称、二人称が、雰囲気を作るのにとっても重要ですよね。
例えば王様が「余」と言ったり「そなた」と言ったりするところから表現される空気ってありますよね。
「I」と「You」だけじゃさみしいよね~。
本当に、表現が豊富な日本語を読めるって、うれしい!
(他の国の言葉はほとんどわからないんですけどね)
コメントありがとうございました